予防法務論

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ビジョンはあるか?

何事にも「事を成す」ためには、人並み以上の努力と継続が必要であることは今更、申し上げるまでもないですが(但し、これも簡単ではありませんね)あまり無計画に、ロケットスタートし過ぎても、空中分解になりかねません。


簡単な例を挙げますと、富士山に登るにしても、裾野から頂上まで一直線にダッシュで登ることは、おそらく最短の近道であり、物理的にも不可能ではないかも知れません。


しかし、実際の富士登山道はご存知の通り山肌を大きくジグザグな直線を描いており、経験がある方には理解できますが(私も経験者です。)距離も、時間もとても長く、あの富士山の美しさからは程遠い、無機質な溶岩だらけの悪路をひたすら一歩一歩越えてゆかねばなりません。


それでは、なぜあの「ジグザグ道」を登らねばならないのでしょうか??

理由は「無理なく確実に歩ける。進める。」からですね。


 

仮に裾野から頂上まで直線を描いてその通りに歩ける人はいないでしょう。想像以上に山は急傾斜であり、溶岩の悪路であり、登山をする人の体力の消耗から考えても、あのジグザグ道を歩くのがベストだからです。


 

私達が、仕事や夢に向かって努力をするのも目的があり、目標があればこそチャレンジするのですが、ここにもやはり行動計画(事業計画)=富士登山で言えば確実に到達するジグザグ道を、まずはしっかり描くことがとても重要です。


これを、目的・目標を確実に達成するための手段。言い換えればビジョンといいます。


このビジョンを徹底的に描き、富士登山なら5合目まではどうするか?7合目・8合目は?と具体的にシミュレーションします。もちろん、休憩も必要ですね。

頂上に行くにつれて高度も上昇ますので、酸素も薄くなり、気温もどんどん低下してゆきます。しかし、初めての高い山を目指す方はそれを知らないと「命取り」になります。


そこで重要なのは「活きた情報」です。これを仕事ではマーケテイングと言いますし、夢の場合は、同じ夢を達成した人からの経験談やトレーニングプログラム方法かもしれません。しかし、やはりもっとも肝要なのは自分の適性を知り、モチベーションを極限まで高めて実行・継続をすることでしょう。


 

ひとつ高い山を登り、その頂上の美しさと神秘さを体感すれば、更なる高き山を目指す。「夢」は果てしないですね。まずは「ビジョンを持ちましょう!」


今回は以上で終了です。また次回もお楽しみに。


2008.2月   いそご法務 所長 小竹一臣