予防法務論

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専門家の正しい選び方

「あなたの為の予防法無論」初版では、「法律」という「予防接種」を日頃から受けておけば、思いもよらぬ日常・社会生活上の法的トラブル(木枯らしの季節になると猛威を奮うインフルエンザ)を患う事は無きに等しくなるという予防法務論を展開しました。


今回はもう少し内容を詰めて、日常・社会生活上の法的予防接種の種類(対処法)や通院すべき医院(専門家)について話を進めてみましょう。


まず、何かに困った時は以下の思いつき、もしくは行動に出ていないでしょうか?

  • 1. 自分で情報・対処法を調べてみる。
  • 2. 身の回りの信頼できる知人に相談する。
  • 3. 相談できる2.がいない、あるいはとにかく専門家を探してみる。

しかし、一刻を争う緊急時の場合はどうでしょうか?


依頼分野に精通した医者(専門家)に全てを委ねる。


そうです。これしかないのです。


要は、その病因に対して迅速かつ冷静に向き合いながら多くの経験・実績に裏打ちされた知識と技術を駆使できる医者(専門家)でなければ解決できるわけはありません。


医者で言えば内科の診療は内科・外科は外科・心療は心療内科・美容は美容外科を探すわけですが、やはり通院するなら待合室でいくら待とうと・直るまで何回通院しようと「上手い医者」に通うべきですし、一番の治療法ですよね。


これは、私の経験上弁護士や法律隣接職といわれる司法書士・行政書士・税理士等の世界でも全く同じと言って過言ではありません。否、他の業界であっても同じでしょう。


ですから、刑事畑の弁護士に民事を依頼したり法人畑の税理士に資産税を依頼したり、許認可畑の行政書士に民事法務を依頼することは正に「畑違い」と言えます。


但し一般論では畑違いでも、依頼された専門家は正当な理由がなければ拒めなかったり、試しにやってみたものの決して「その道のプロ」とは同じ満足が得られるわけではないのですから、お互い時間と費用の大きなロスしか生まない結果となってしまうのです。


よって、専門家を選択する場合は同じ資格業の分野であってもさらに何を得意としている事務所であるかをよくよく調べ・納得いくまで事前に打ち合わせるべきでしょう。


さらに、依頼したい分野において何人かの「その道のプロ」を探し当てたものの絞りきれない場合は以下を参考にして下さい。

  • 1. 電話やメールの問合せに迅速かつ親切な対応をしてくれる。
        (そもそも、連絡がつかないのは論外です。)
  • 2. 駅前など、顧客の立場で至便な事務所を構えている。
  • 3. 本職以外にも、スキルの高いスタッフが依頼分野に揃っている。
  • 4. 依頼した仕事が終わった後でも、連絡をくれる等アフターサービスが充実している。
  • 5. 顧客の目線で、顧客の立場になって最後まで責任をもって対応してくれる。
  • 6. 適正な料金で+αの仕事をしてくれる。
  • 7. もし、仕事のミスや行き違いがあっても謙虚に謝罪して復旧に全力を尽くしてくれる。

以上は、私達専門家が異分野の専門家に仕事を依頼するための「パートナー」を選択し、業務提携する場合でも全く同様です。


お互いの能力にシビアであり、それぞれの専門分野で仕事を自由に紹介し合える専門家 同志は責任感に高く、常に刺激し合っていますので、必ず依頼者の100%の信頼を獲得し、「A先生とB先生に任せれば安心だ」というブランドに成長し、競争力は日々増進してゆくのです。ぜひ、参考にしてくださいね。


今回は以上で終了です。また次回もお楽しみに。


2007.3月   いそご法務 所長 小竹一臣